5Sep
目黒区緑が丘の個別指導塾 学習塾【英才個別学院緑が丘校】講師の小野です。
台風が次から次へとやってきます。新学期を迎えた皆さんは休校を願っているのではないでしょうか笑
さて本日のブログはAO入試に関して、続きです。前回は疑問を投げかける形で終えたので、その答えが気になるところですね。早速見ていきましょう!
前回のノーベル賞の話は、主人公が若さというハンデを乗り越えて見事ノーベル賞を獲得するという話でした。
そして話の展開が皆さんにすんなり入っていくのは、ノーベル賞受賞という結果をあらかじめ知っているからである、という話もしました。話の内容はざっくり以下の通りです。
研究職に就き、未知の研究に取り組むことになった
→自分は若くて経験もなかったので、作業は順調ではなかった
→しかし若いがゆえに既存の観念にとらわれない、柔軟な考え方ができた・・・(*)
→その柔軟性が、本来生まれなかったであろう奇想天外な発想を生み出し、研究を成功に導いた
→研究が成功し、ノーベル賞へとつながった
では結果を知らないとどういう弊害が起きるか、それは(*)の部分です。
この部分は主人公が逆境と向き合っている物語の重要な場面ですが、主人公がその逆境に負けてしまう場合も十分に考えられる話です。この例だと一行読み進めれば乗り越えたという事実にたどり着きますが、実際の小論文に換算してみると(800字だとして)160字ほど、原稿用紙の半分くらいですね。
このような不確定な議論を160字分読んでいくのは、採点者から見れば何が言いたいかわからないですし、読むことに対してすぐに飽きられてしまう可能性も出てきます。目的地が分からないのにひたすら歩かされる旅行とか、いやじゃありませんか?笑
つまり、結論から書かないと説得力に欠ける小論文になってしまうわけです。では、逆境なんて書かなきゃいいじゃないか!という反論も出てくると思います。それに対しては次回お答えしましょう!
当学院には優秀な講師がたくさんおります。ぜひご連絡ください!
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